寝室を和モダンにしたいけれど、どのようにすればいいのか分からないと悩む方も多いのではないでしょうか。
和モダンらしい寝室を作るなら、インテリアの色味や素材に注意して選びましょう。
日本らしい朱色やベージュ、グリーンなどのアースカラーを選ぶとパッと目を引きます。
和モダンインテリアは、日本古来の色を使った商品も多いため、色を基準とした商品選びは簡単にできます。
無垢材や漆喰など自然素材や伝統的な塗料を使ったインテリアも、和を演出するには最適です。
とはいえ、部屋の模様替えはインテリアの選定から配置決め・入れ替えたインテリアの処分までするため、難しく感じる方も多いかと思います。
しかし、インテリアの選び方を知っているだけで、商品選定の時間はグッと短縮できますよ。
そこで今回は、
- 和モダンが寝室におすすめの理由
- 寝室を和モダンにしたいときのおすすめインテリア3選
- 和モダンインテリアの選び方5つ
- インテリアを入れ替えるときの処分方法
- 和モダン寝室におすすめのインテリアの組み合わせ
を紹介します。
寝室に和モダンらしさを加えたいときの参考にしてみてください。
和モダンが寝室におすすめの理由
寝室と和モダンの相性はとてもよく、部屋のテイストとしてはおすすめの組み合わせ。
なぜなら、和テイストの家具やインテリアはシンプルだからです。
睡眠をするための寝室は、派手な家具などを置かないほうがよく眠れます。
赤や黄色など、興奮する効果がある色は寝室には適しません。
和モダン家具の色味は白や黒、茶色など落ち着いたカラーが多く使われています。
または、日本古来の朱色やグリーンやベージュなど、自然色が使われることもあります。
日本人に馴染みのある色味が使われているため、和モダンは落ち着いた雰囲気の寝室にピッタリです。
和モダンは、日本のみならず海外でも人気のため、さまざまな色や形のインテリアが販売されています。
多くの商品から選べるため、自分好みのインテリアを必ず見つけられます。
和モダンが好きな方は、寝室もぜひ和モダンテイストに模様替えしてみてください。
寝室を和モダンにしたいときのおすすめインテリア3選
寝室を和モダンにしたいときのインテリアは、以下の通りです。
- テーブルランプ
- カーテン
- ラグ
どれも一般的なインテリアですが、選び方を変えるだけで部屋の雰囲気が変わりますよ。
和モダンらしさが加わったインテリアを紹介するので、参考にしてみてください。
おすすめインテリアの特徴をそれぞれ見ていきましょう。
おすすめインテリア①:テーブルランプ
出典:LIGHTING FACTORY Sen(せん)テーブルランプ
柔らかい光を放つテーブルランプです。
Senという商品名には、さまざまな「せん」が掛けられています。
繊細の「繊」、竹千筋細工の「千」、影と光を分かつ「線」の3つの「せん」からきています。
照明を付ければ、細かな影が浮かび上がり幻想的な雰囲気に。
いつもの寝室の雰囲気が一気に変わり、リラックスした状態で睡眠ができそうですね。
Senに使われている竹は、時間とともに飴色に変わっていきます。
長く愛用することで、色の変化も楽しめる和モダンインテリアです。
おすすめインテリア②:カーテン
出典:パーフェクトスペースカーテン館 笹けしすみ
落ち着いた色味で、和の雰囲気を醸し出すカーテン。
デザインされているのは竹とだんだら縞で、日本らしさ溢れるデザインです。
刺繍と間違えるほど繊細なデザインは、平安時代から続く絹織物の技術を活かしたもの。
横糸にさりげなく銀糸が織り交ぜてあるため、高級感もあります。
昼間は太陽の光で柔らかな輝きを出し、夜は高級感のある輝きで深い眠りに導いてくれるカーテンです。
落ち着いたグリーンでリラックス効果もありますね。
おすすめインテリア③:ラグ
出典:CARPET MART 国産い草 ラグ
イエローやパープルのい草がカラフルで目を引くラグです。
幾何学模様のデザインもインパクトがあります。
カラーとデザインで、一見派手に見えますが、ラグの素材がい草のため日本らしさを感じられるでしょう。
フローリングの部屋でもラグを敷けば、一気に和モダンらしくなります。
また、い草の香りでリラックス効果も期待できますよ。
丁寧に織られたラグは、職人のこだわりも感じられる和モダンインテリアです。
和モダンインテリアの選び方5つ
和モダンのおすすめインテリアを紹介しました。
インテリアを選び方は以下の通りです。
- 色味は落ち着いたものを選ぶ
- 直線的なデザインの家具を選ぶ
- 背が低いインテリアを選ぶ
- 自然素材のものを取り入れる
- 畳の部屋を和モダンにするなら大胆に見た目を変える
和モダンの選び方をおさえておくことで、自分好みのインテリアを選べますよ。
選び方をそれぞれ見ていきましょう。
和モダンインテリアの選び方①:色味は白や茶など落ち着いたものを選ぶ
和モダンインテリアは、明度が高くないものを選びましょう。
明度とは、色の明るさ度合いのこと。
日本古来の色は少し暗めのため、家具にその要素を加えることで和モダンらしくなります。
具体的な色は、白や黒のモノトーンや、ベージュやグリーンなどのアースカラーがおすすすめ。
落ち着いた色が和モダンにおすすめですが、金色など派手な色を合わせて使うのも和モダンらしさが出ます。
例えば、黒と金色の組み合わせは、和モダンでもよく使われる配色です。
高級感が出るとして、人気の配色ですよ。
理想の部屋の雰囲気に合わせて、色の選び方を変えましょう。
- 落ち着いた雰囲気の寝室にするなら、アースカラーやモノトーンを選ぶ
- 高級感のある雰囲気の寝室にするなら、定番色に派手な色を合わせる
ポイントをおさえると、インテリア選びが簡単になりますよ。
和モダンインテリアの選び方②:直線的やシンプルなデザインの家具を選ぶ
和モダンインテリアのデザインは、直線的なものやシンプルな円形などを選びましょう。
和テイストは派手さを強調するのではなく、奥ゆかしさや控えめな様子を楽しむのが風習。
そのため、インテリアや家具はシンプルなデザインが多いです。
例えば、シンプルなデザインと言えばちゃぶ台です。
円形ではありますが、装飾などは一切なく、とてもシンプルですよね。
ちゃぶ台は、昔から日本で親しまれてきた家具のひとつです。
ブラックや無垢材を選ぶことで、現代らしいちゃぶ台になります。
もうひとつの代表的なデザインで、格子柄があります。
直線を縦横で交互に組み合わせた模様で、シンプルかつ日本の代表的なデザインです。
千鳥格子のなかでも、千鳥格子や市松模様が有名ですよ。
昔から親しまれているデザインのインテリアを選ぶことで、和モダンらしさがグッとあがります。
和モダンインテリアの選び方③:背が低いインテリアを選ぶ
和モダンらしさを強調するなら、インテリアは背が低いものを選ぶのがおすすめです。
日本人は、昔からの生活習慣によって、床が近いと落ち着くという特徴があるからです。
例えば、敷布団や座布団は今でも愛されていますよね。
日本は昔から家にあがるときは、靴を脱ぐ習慣がありました。
そのため、床を感じられる生活を好む傾向にあります。
背の低い家具を集めれば、懐かしさと和を感じられる部屋の完成です。
一般的にテーブルの高さは70㎝で作られています。
和モダンテイストにするなら、高さ70㎝以下のインテリアを選ぶのがおすすめです。
背が低い・デザインはシンプルで斬新なインテリアを選ぶと和モダンらしくなります。
和モダンインテリアの選び方④:自然素材のものを取り入れる
和モダンインテリアは、自然素材のものを選びましょう。
自然素材でよく使われるのが竹です。
例えば、格子を竹にしたスタンドランプなどがあります。
壁に竹の影を移しながら、やさしい光を放つ姿はとてもおしゃれですよ。
日本は木造建築が多いため、自然素材には慣れ親しんできました。
竹のほかにも、無垢材や漆喰などを使ったインテリアは、和テイストが強くなります。
和モダンインテリアを選ぶときは、素材にもこだわって選んでみてくださいね。
和モダンインテリアの選び方⑤:畳の部屋を和モダンにするなら大胆に見た目を変える
最後に、部屋を大胆に変える方法を紹介します。
- 和室にフローリングシートを貼る
- 和室にベッドを置く
和モダンの寝室を作るには、現代らしさと和テイストのバランスが重要です。
なぜなら、和テイストが多くなると和風の寝室になりますし、モダンらしさが多くなると和のよさを活かせないからです。
例えば、和室を和モダンにするなら、床にフローリングシートを貼ったり、ベッドを置いたりすることで和モダンらしくなります。
洋室に和の要素を加えるなら、置き畳を利用するなどがおすすめです。
面積が大きい床や壁を変えると、和とモダンのバランスが取りやすいですよ。
インテリアを入れ替えるときの処分方法
部屋を和モダンに模様替えしたあとは、使っていたインテリアの処分方法に困る方も多いのではないでしょうか。
そこで、インテリアの処分方法を紹介します。
具体的な処分方法は、以下の通りです。
- 知人に譲る
- 粗大ごみにする
- 業者に回収してもらう
それぞれ見ていきましょう。
処分方法①:知人に譲る
インテリアの処分で一番おすすめなのが、知人に譲ることです。
なぜなら、処分に費用がかからないため。
インテリアの状態が良ければ、特別価格にして安く譲ると、引き取り手を見つけやすいですよ。
最終的には、譲るインテリアを無料にすると、さらに引き取ってもらいです。
知人に譲るデメリットは、引き取り手が見つかるまでインテリアを手元に置く必要がある点。
インテリアを保管しておく場所がある場合は、知人に譲るのを検討してみてください。
処分方法②:粗大ごみにする
インテリアの処分方法2つめは、粗大ごみとして処分することです。
自治体のルールに沿って出すことで、早く処分できるのがメリット。
デメリットは処理場に運ぶのが大変だったり、処分費用がかかる点。
しかし、費用がかかるといっても数百円~約3,000円ほどなので、負担は少ないですよ。
早めにインテリアを処分したい人は、粗大ごみとして回収してもらいましょう。
処分方法③:業者に回収してもらう
インテリアの処分方法3つめは、業者に回収してもらうことです。
家まで来てもらうと、インテリアを持ち運ぶ手間がいりません。
また、自分の都合のいい日に回収してもらえるのもメリットです。
車を持っていなくてインテリアを運べない方も、簡単に回収してくれるのでうれしいですね。
ただし、業者に頼む場合も費用がかかります。
頼むところによって費用が異なるため、3社ほど料金を比較してから依頼するようにしましょう。
和モダン寝室におすすめのインテリアの組み合わせ
出典:龍村美術館 円文白虎朱雀錦(小赤)
和モダンインテリアのおすすめの組み合わせを紹介します。
寝室に和モダンらしさを加えるなら、今使っているサイドテーブルにテーブルセンターを加えるだけでも雰囲気が変わります。
ふとした瞬間に目に入る和のテーブルセンターが、就寝前の気持ちを穏やかにしてくれます。
ベッド横にテーブルがあるなら、テーブルセンターにランプを組み合わせるのもおすすめですよ。
柔らかな光と織物の美しさが合わさり、日本らしさが一層引き立ちます。
まとめ:和モダンの寝室を作って快適に過ごそう
今回は、和モダンの寝室の作り方とおすすめのインテリアを紹介しました。
紹介した和モダンインテリアはこちら。
- テーブルランプ:Sen(せん)テーブルランプ
- カーテン:笹けしすみ
- ラグ:国産い草 ラグ
和モダンインテリアは、和とモダンのバランスが大切です。
今回紹介したインテリアは、素材やデザインに和テイストを組み込みつつ、現代らしいスタイリッシュな雰囲気も兼ね備えています。
和モダンインテリアを選ぶときは、以下のポイントをおさえましょう。
- 色味は落ち着いたものを選ぶ
- 直線的なデザインの家具を選ぶ
- 背が低いインテリアを選ぶ
- 自然素材のものを取り入れる
- 畳の部屋を和モダンにするなら大胆に見た目を変える
選び方を知っているだけで、多くの商品から自分好みのインテリアを選べます。
せっかく部屋の模様替えをするなら、心躍る和モダンインテリアを選びましょう。
和モダンの寝室を作りたい方は、今回の記事を参考にしてみてください。