東京で買えるおすすめ和雑貨一覧!実店舗から通販までを一挙紹介

東京といえば、先進的なサービスや製品が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?

和雑貨が思い浮かぶ人はまず少ないでしょう。

しかし、東京でもいろんな和雑貨が買えるのです。

「東京で買える和雑貨って何?」
「東京のお土産に和雑貨を買いたい」
「便利でおしゃれな和雑貨はないかしら」

この記事では、東京にある和雑貨のお店を紹介しています。

伝統的な和雑貨から現代風な和雑貨まで、さまざまなジャンルのお店をピックアップしました。

お店があるエリアオンラインショップの有無、代表的な商品などを一覧にまとめたので、すぐに気になるお店が見つかるでしょう。

それぞれのお店の概要自慢の商品も紹介していますので、具体的なイメージをしながら読み進められますよ。

日本中の伝統的な和雑貨があつまる東京

日本の首都である東京。

最先端の技術や情報が集まっていて近代的な大都会ですが、実はいろんな伝統工芸や和雑貨に触れられる街でもあります。

なぜなら、たくさんの地方の伝統工芸や和雑貨メーカーが東京に支店を出店しているからです。

また、江戸時代に発達した町人文化が色濃く残っているので、東京(江戸)ならではの和雑貨も豊富です。

そんな東京で、和雑貨をチェックしないのはもったいないでしょう。

東京にお住まいの方は近くにはどんな和雑貨があるのか、東京へ旅行に行く方はお土産にぴったりの和雑貨はないのか、ぜひ調べてみてください。

東京のおすすめ和雑貨店一覧

東京にあるおすすめ和雑貨店を一覧で確認しましょう。

ここで紹介するすべての店がオンラインショップも持っています

店頭で見て以来忘れられないものや、リピートしたいものも手軽に購入できるのが嬉しいですね。

店名

代表的な製品

エリア

オンラインショップ

柴田慶信商店

曲げわっぱ

浅草

伊場仙

扇子・うちわ

日本橋

江戸切子協同組合

江戸切子

亀戸

和装履物 辻屋本店

草履・下駄

浅草

のレン

暮らしの道具

飯田橋・目黒

東京キッチュ

ユニーク和雑貨

西日暮里

かんざし屋wargo

かんざし

原宿・浅草・押上

にっぽんCHACHACHA

がま口

成田空港

伝統的な和雑貨の老舗店舗4選

日本に昔から伝わる伝統的な和雑貨の老舗店舗を紹介します。

老舗店舗では、長年受け継がれてきた確かな技術で、昔ながらのものから現代のライフスタイルに合わせた製品までを作り続けています。

【曲げわっぱ】柴田慶信商店

1964年創業の柴田慶信商店は、秋田県の伝統工芸である”大舘曲げわっぱ”を製作販売しています。

日本全国にある曲げ物の中で唯一、国の伝統的工芸品に指定されているのが”大舘曲げわっぱ”なのです。

北国でじっくりと育った天然杉を使った曲げわっぱは、豊かな香りと力強いしなやかさを備え、日の暮らしを豊かにしてくれます。

浅草のオレンジ通りに直営店があります。

手の平弁当箱

画像出典:柴田慶信商店 公式ホームページ

曲げわっぱといえば、お弁当箱が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

柴田慶信商店の特徴は、お弁当箱のラインナップが豊富な点。

上の写真”手の平弁当箱”は、「女性の手のひらにも収まる」細身の小判型お弁当箱です。

お弁当によく使うシリコンカップやアルミカップが詰めやすく、位置を調整できる仕切り板もあり、とても使いやすい作りになっています。

本体を買い足せば二段弁当としても使えるので、たくさん食べる男性にも向いているでしょう。

【扇子とうちわ】伊場仙

1590年創業の伊場仙は、江戸幕府の御用商人として和紙や竹を中心とした商いを行っていました。

その後さらなる付加価値を付けるために、和紙と竹を使った扇子やうちわの製作を開始。

今日でも江戸文化を継承する老舗として、江戸文化ならではのデザインや色を取り入れながら、竹・和紙・繊維を国産素材にこだわった製品を作り続けています。

実店舗は日本橋の本店のみです。

江戸扇子 斧琴菊(よきこときく)

画像出典:伊場仙 公式ホームページ

伊場仙の看板商品といえば、やはり江戸文化を色濃く残す江戸扇子です。

中でも、上の写真の斧琴菊(よきこときく)模様の扇子は、江戸時代のユーモアにあふれています。

斧琴菊模様とは、斧(おの)の絵、琴の文字、菊の絵という順に並んだ模様のことです。

斧は「よき」とも読むので模様をつなげて「よきこときく」と読み、「良きことを聞く」と掛けているのです。とても縁起の良い模様といえるでしょう。

ダジャレや滑稽さを楽しむ江戸っ子気質から生まれた模様とされています。

【江戸切子】江戸切子協同組合ショールーム

1834年、ビードロ屋加賀屋九兵衛がガラス表面に彫刻したのが始まりとされている江戸切子。国の伝統的工芸品にも指定されています。

回転道具を使って職人の手作業で生まれる江戸切子は、透き通るような透明感と高級感のある重みが特徴です。

亀戸の江戸切子協同組合ショールームでは、組合が認めた正真正銘の江戸切子を購入できます。

ぐい呑み

画像出典:江戸切子協同組合 公式ホームページ

江戸切子の中でも、まずは手軽なぐい呑みから楽しんでみてはいかがでしょうか?

鋭いカットが描くやわらかな曲線、キラキラと反射するガラスの透け感…うっとりするような美しさはお酒との相性も抜群です。

上の写真のぐい呑みは、上に向かって広がるフォルムがすっきりとした印象を作り出しています。

【下駄・草履】和装履物 辻屋本店

1912年創業の辻屋本店は、下駄・草履・雪駄などの和装履物専門店です。

職人が店に常駐しているので、好きな台と鼻緒を選んでその場で仕上げてくれます。どんな脚にもぴったりの一足ができあがり、そして長持ちするという評判です。

和装が日常から薄れている今でも、履物という生活に欠かせないものを提供し、人々の生活に寄りそっています。

実店舗は浅草の伝法院通りにあります。

もっちり舟形下駄

画像出典:和装履物辻屋本店 公式ホームページ

毎年売り切れが続出するという、人気のもっちりシリーズ。

台の部分にクッション材が入っているので、履き心地がもっちりしていることから名づけられました。

下駄や草履に慣れていない人でも履きやすい逸品です。

おしゃれかわいい和雑貨の人気店舗4選

現代のおしゃれやかわいさを取り入れた和雑貨の人気店舗を紹介します。

どんなライフスタイルにも合いやすい手軽な和雑貨からユニークな和雑貨まで取り揃えているので、お気に入りの製品が見つかるでしょう。

【暮らしの道具】のレン

風呂敷や手ぬぐいといった定番商品から、和コスメや甘酒といった個性的な商品まで、私たちの暮らしに身近な和雑貨を取り揃えています。

衣類や食器、インテリアやアクセサリー、さらには美容と健康に至るまで豊富なラインナップです。

のレンに来れば、自分用のお気に入りの和雑貨も大切な人への贈り物も、きっと見つかるでしょう。特に30代女性からの人気を得ている店です。

東京には、目黒と神楽坂に実店があります。

卯三郎こけし 春よ来い(小)

画像出典:のレン 公式サイト

髪を結って、少しふっくらとした少女のこけし。

よく見かける定番のこけしと少し違う雰囲気がありますね。

のレンでは、伝統的なこけしはもちろん、サンタクロースや干支といった季節のこけしや、ミッフィーやドナルドといったキャラクターこけしなど、オリジナルの創作こけしを販売しています。

季節や好みに合わせてこけしを選び、棚に飾ると和やかな雰囲気になるでしょう。

【ユニーク和雑貨】東京キッチュ

オリジナル商品の企画開発から卸までも手がける東京キッチュ。

い草を使ったブックカバーや割り箸そっくりなボールペンなどユニークな和雑貨が豊富です。

他にも、ティッシュを取る度に富士山になるポケットティッシュケースなどもあります。まさに小粋な和雑貨といえるでしょう。

このようなユニークな特徴を気に入って購入する人が多いようです。ちょっとした話題のタネにもなりますね。

たい焼きポーチ

画像出典:東京キッチュ 公式サイト

昔から日本人に馴染みのあるたい焼き。

和の食べ物まで雑貨にしてしまったのが、このたい焼きポーチです。

バッグに入れておけば見るたびにほっこりしますね。バッグの中もにぎやかになってうきうきする商品です。

【かんざし】かんざし屋wargo

伝統的なアクセサリーであるかんざしを、オリジナルデザインで現代によみがえらせるかんざし屋wargo。日本唯一のかんざしのセレクトショップです。

玉かんざしや水引といった伝統的な細工から、リボンやレーズなどのモダンな装飾まで、多種多彩なかんざしを取り扱っています。

和装はもちろん、洋服にもぴったりなかんざしが見つかるお店です。

東京には、原宿・浅草・押上に実店舗があります。

千と千尋の神隠し カオナシとカンテラ夜の小道簪

画像出典:かんざし屋wargo 公式サイト

大人気のジブリ映画「千と千尋の神隠し」をモチーフにしたかんざしです。

ゆらゆら揺れるチャームと、かんざしの断面がカオナシになっているのがユニークですね。

日本の新しい文化ともいえるアニメを伝統的なかんざしに取り入れた、まさに現代と伝統を融合した秀逸なかんざしでしょう。

【がま口】にっぽんCHACHACHA

日本のおみやげを盛り上げよう」というコンセプトのもと、誰もがわくわく楽しい気持ちになれる和雑貨を販売しています。

中でもがま口は、小銭入れから眼鏡ケース、財布、バッグに至るまでさまざまな商品を展開しています。

大きく開いてしっかり閉まるがま口は、おみやげとしても実用品としても人気です。

むかし文様ジャガード親子がま口 麻の葉紫

画像出典:にっぽんCHACHACHA 公式サイト

「麻の葉文様」が描かれたがま口のお財布です。

麻の葉文様には、魔除けや健やかな成長という意味があり、日本の伝統的な模様のひとつです。

意味も踏まえて、おみやげやプレゼントとして贈るのも素敵ですね。

しっかり開閉できるがま口ならば、お金の確認や出し入れもしやすいでしょう。

和雑貨はインテリアとしても大活躍

江戸切子やがま口など、それ自体もグラスやポーチとして生活に役立つアイテムですが、ディスプレイすることでインテリアとしても生活を彩ってくれます。

つまり、和雑貨は便利な道具としてだけでなく、使わないときでもインテリアとして活躍してくれるのです。

江戸切子のぐい飲みを食器棚にゆったりと並べたり、扇子を広げて玄関の靴箱の上に立てかけたりすれば、それだけで上品な空間になるでしょう。

たい焼きポーチなら、リモコン類を入れてダイニングテーブルの上に置けば、ユニークでかわいいらしいインテリアになります。

おすすめは龍村美術織物の花瓶敷

画像出典:龍村美術織物

インテリアとしてもおすすめなのが、龍村美術織物の花瓶敷です。

龍村美術織物は明治27年創業以来、伝統的な織物を基盤としながら唯一無二の技術と感性で美術織物という新しいジャンルを確立しました。

斬新かつ独創的な意匠が特徴の織物です。

花瓶敷の模様には古今東西の美的エッセンスが取り入れられ、龍村美術織物ならではの魅力的な模様に目を奪われてしまうでしょう。

花瓶や小物を置いているローチェストの上に、この花瓶敷を置くだけで上品な和モダン空間ができあがります。

龍村美術織物の商品はこちらから

まとめ:東京で粋な和雑貨を手に入れよう

大都会の東京でも、伝統的な和雑貨からおしゃれかわいい和雑貨まで買えることがわかりましたね。

伝統的な和雑貨の老舗店舗では、昔ながらの製品はもちろん、現代にマッチするよう工夫された製品もあります。「純和風はちょっと…」と思っている方でも、案外気に入るのが見つかるかもしれませんよ。

おしゃれかわいい和雑貨のお店では、かんざしやがま口ポーチといった、比較的取り入れやすい雑貨が多いです。「まずは試してみたい」という方にぴったりでしょう。

そして、和雑貨は使って便利というだけでなく、ディスプレイすることでインテリアにもなります。

ぜひ一度チェックしてみて、あなただけの素敵な和雑貨で日々の生活を彩ってください。

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