「自宅のように落ち着いて仕事ができるオフィスにしたい。」
「仕事がサクサクはかどるような、生産性が高まるオフィスにしたい。」
せっかくオフィスで仕事するなら、業務に集中できる環境がベストです。
リビングのようなオフィスなら、家にいるように自由でリラックスした雰囲気の中、仕事に励むことができますよ。
今回はリビングのようなオフィスの作り方や、参考にしたいインテリア実例をご紹介します。
快適なオフィス環境を整えて、社員のモチベーションアップにつなげましょう。
リビングのようなオフィスにするメリットとは?
リビングのようなオフィスのメリットは、自宅のような心地よさの中で、仕事をすることができる点。
心身ともにリラックスした状態になるため、斬新なアイデアが浮かぶなど発想力が豊かになります。
また社員同士のコミュニケーションが円滑になる効果も期待できます。
ソファでのんびりしながらミーティングをおこなったり、窓際のテーブル席でカフェのようにパソコン作業をするなど、シーンに応じて違う場所で仕事ができるため、仕事の効率化にもつながるのです。
リビングのようなオフィスの作り方
リビングのように落ち着けるオフィスにするためには、従来のオフィス環境に留まらず、リラックス感を意識したインテリアを配置することが大切です。
ソファやテーブルなどオフィスの印象をがらっと変える大型の家具はもちろん、クッションや壁の色まで意識すれば、社員にとって快適な環境が作れるでしょう。
それではリビングのようなオフィスを実現する、具体的な方法について解説していきます。
ソファを使ってゆったりした雰囲気に
オフィスにソファを置きたいと思っても、選択肢が多く迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
リビングのようなオフィスにするためには、ソファの素材感とデザインを意識して選ぶのがポイント。
革張りのソファは高級感がありますが、リビングのようなオフィスには不向きです。
ファブリック素材のソファなら「温かみ」や「カジュアル」、「ナチュラル」といった印象を与えます。
リビングのようなオフィスのインテリアイメージによく合うため、ファブリック素材のソファを積極的に取り入れるようにしてみましょう。
ロースタイルのテーブルや椅子で圧迫感をなくす
テーブルや椅子は圧迫感をなくすために、ロースタイルを選ぶのもポイント。
背の低い家具はコンパクトなオフィスにも開放感を出すことができます。
さらに壁やテーブル、椅子を同一色(特に白色)で統一すればより空間に抜け感を出すことができますよ。
ただし、作用スペースのテーブルや椅子まで低めの家具でまとめると、正しい姿勢をキープするのが難しくなります。
普通のテーブルや椅子に比べて作業効率が下がってしまう可能性があるため、全ての家具をロースタイルにするのではなく、要所要所で取り入れるよう意識してください。
クッションや壁の色でメリハリをつける
クッションはお家時間の充実に欠かせないアイテム。オフィスに取り入れると一気にリビングのようなインテリアになります。
ソファの上に小さなクッションを複数飾って空間のアクセントにするのもいいですし、ソファ代わりになる大きめなクッションを差し色にして、リラックス感を演出するのもいいでしょう。
さらに壁の色も意識すれば、居心地の良さそうなあたたかいインテリアにすることができます。
薄いイエローや赤みがかったベージュなど、インテリアの印象を損なわず、あたたかみをプラスしてくれる色を選ぶのがおすすめです。
植物や木など自然素材でリラックス感を出す
植物や木など自然素材を取り入れると、ゆったりとくつろげるリビングのようなオフィスになります。
癒しやリフレッシュなどメンタル面での効果だけでなく、生産性の向上にもつながるため、積極的に取り入れていきましょう。
大きな観葉植物なら空間の仕切りとして使えます。
コンパクトサイズのオフィスなら、ペンダントライトやスカイプランターなど、上から植物を吊り下げたり、テーブルに置けるようなミニ観葉植物でも十分リラックス効果が期待できますよ。
リビングのようなオフィスのインテリア実例7選
落ち着けるだけでなく創造性まで高まるリビングのようなオフィス。
これまでのオフィス環境では想像もできないリラックス感の中働くことができます。
毎日出社したくなるような、リビング風オフィスのインテリア実例をまとめました。
グリーンと木が彩るリビングのようなオフィス
出典:toolbox
大小異なる観葉植物が彩るリビングのようなオフィスです。古いビルの一室をオフィスにしているとは思えないほど、クリーンな空間になっています。
木と緑を中心に構成されたデスクワークスペースは、のんびりしながら仕事ができるのではないでしょうか。
椅子やスツールの座面、窓枠など部分的に取り入れた黒のアクセントが効いています。
作業デスク、ミーティングデスクともにオリジナルでつくれば、手作りならではの温かみがたまりません。
ロースタイルが開放的なリビングのようなオフィス
出典:東京R不動産
ガラスキューブが印象的なくつろげるオフィスです。作業スペースからガラスキューブ内にいる社員の表情が見られるレイアウトは、社員同士のいい距離感を保ついい秘訣かもしれません。
ガラスキューブの周りにはロースタイルのテーブルやクッションが至るところに設置されています。
疲れたときは寝転びながら、作業に集中するときは座って仕事に没頭することができますよ。
気持ちよく仕事をすることをコンセプトにしたインテリアはリビングそのものです。
カラフルな色使いに元気がもらえるオフィス
出典:WISE LABO
絵本やぬいぐるみ、観葉植物で色を取り入れたカラフルなオフィスです。
作業スペースと打ち合わせスペースが分けられており、それぞれの仕事に没頭できる工夫がされています。
作業スペースは仕切りの壁にパソコンやデスクがセットしているので、向かいの視線が気にならず業務に集中できるでしょう。
打ち合わせスペースの壁面収納には絵本や細々したものが収納して、リビングのようなゆったり感を演出。
肉厚なソファを使い、のんびりくつろげる雰囲気作りがされているのも参考になります。
本物のキッチンがあるリビングのようなオフィス
出典:TSUCHIYA HOMETOPIA
オフィスを住宅のリビング、ダイニング、キッチンのようにしたリビング風のオフィスです。
本物のキッチンがあるため、仕事の休憩の合間にクッキングすることが可能。
緑のソファでのんびりしたり、ダイニングテーブルでノートPCを開くなど、そのときの気分に合った場所で仕事ができます。
いつもと違う環境で作業するのは新しいアイデアが生まれたり、仕事の効率化につながるのではないでしょうか。
北欧カラーでリラックス感たっぷりなオフィス
出典:KOKUYO
北欧カラーを差し色にしたリラックス感たっぷりなオフィスです。
リフレッシュスペースにやさしい色味を使うことで、社員の日頃の疲れを癒やす効果が期待できます。
空間の角にある小上がりスペースが立体感のある空間を演出。靴を脱いでリラックスできるのではないでしょうか。
窓にカウンター席を設けて集中できるスペースを確保しています。吊り下げられたグリーンもとてもおしゃれです。
柄デザインがアクセントになったオフィス
出典:SPACEMARKET
クッションやカーテンのテキスタイルが目を引くリビングのようなオフィスです。
ロースタイルのソファやテレビ台を使うと、コンパクトな空間でも広く見せることができます。
作業スペースには窓から心地いい日差しが入り、明るい気持ちで仕事できそうです。
キャスター付きのホワイトボードは場所をとりますが、吊り下げタイプならスケジュールや外出連絡などの管理も省スペースで行うことができますよ。
和モダン空間で集中できるオフィス
出典:IBASHO
和と洋がミックスされた落ち着きのある和モダンなオフィスです。
壁面の椅子はベンチソファと座布団、反対側には木のチェアがセットされており、大人の渋みたっぷり。壁に飾られたアートが空間のアクセントになっています。
同じサイズ、同じデザインのアートを等間隔に並べると、見た目にも心地よくバランスが良いです。オフィスの中にある庭が、和の趣を感じさせます。
リビングのようなオフィスを叶える3つのアイテム
リビングのように落ち着けるオフィスにするために、アイテムを活用しましょう。
大掛かりなレイアウトの変更は時間がかかってしまいますが、ソファや観葉植物を取り入れるといった部分的なことであれば、新しいことにチャレンジするハードルを低くすることができますよ。
ソファでリラックス感をプラスする
最近ではソファで働くスタイルが注目を集めています。
自宅のリビングでもよく取り入れられており、オフィスに使えばリラックスしながら作業に集中できる空間が完成します。
インテリアとしてはもちろん、心身ともに落ち着けるため、社員同士のコミュニケーションの活性化を図ることができるのです。
ブラックなどスタイリッシュな色味は返って緊張感を与えてしまう可能性も。
ベージュやブラウン、グリーンといったナチュラルカラーのソファを選ぶのがおすすめです。
観葉植物で居心地のいい雰囲気に
観葉植物を使った空間はそれだけで居心地のいい雰囲気になります。
オフィスの観葉植物となると、大きいものをイメージする人がいるかもしれません。しかし大きさはあまり気にする必要はありません。
デスクの上や壁や天井に吊り下げられるものなど、省スペースに飾れる観葉植物でも十分気持ちのいいリビングのようなオフィスになります。
ぜひ取り入れてみましょう。
龍村美術織物のアートパネルで唯一無二のオフィスに
リビングの壁の飾り付けといえばアートを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
アートと言っても絵画やイラストなど多彩な種類がありますが、オフィスに飾るならアートパネルがいち押しです。
アートパネルならピンやフックを使えば簡単に壁に掛けられますし、壁に穴を開けたくないときは立て掛けてもおしゃれに仕上がります。
龍村美術織物のアートパネルは、伝統的な美術織物による上質なデザインが空間の印象をガラッと変えてくれますよ。
一枚一枚オーダーメイドで仕上げるため、他にはない唯一無二のオフィスにすることができます。気になる方は下記よりお問い合わせください。
リビングを感じるオフィスで自宅のような居心地の良さを
リビングを感じるオフィスは居心地の良さがありながら、プライベートとのオンオフをつけることができます。
レイアウトを全て変更するのは時間や予算の兼ね合いで難しい場合はまず、ソファやアートパネルといったアイテムから取り入れてみませんか。
一つ取り入れるだけで驚くほどオフィスの雰囲気が変わりますよ。社員のモチベーションアップや、来訪者がまた来たいと思えるようなオフィスを目指してみてください。