縦長アートパネルは狭いスペースでもおしゃれにアートパネルを飾りたい方や、個性的なインテリアを取り入れたい方におすすめです。
この記事では縦長ならではのアートパネルの魅力や、飾る際に気を付けたいコツを3つご紹介します。
人気モチーフやおすすめショップもまとめているため、縦長アートパネル選びの参考にしてはいかがでしょうか。
縦長アートパネルの魅力
出典:龍村美術織物
縦長アートパネルならではの魅力を3つご紹介します。
縦に細長い形状を活かした飾り方で、部屋全体がもっとおしゃれで魅力的になります。
お客様にもゆっくりくつろいでもらえるような、素敵な空間を目指しましょう。
圧迫感がなくすっきりしたインテリア
縦長アートパネルは横幅が狭いため、壁面に飾った際も派手過ぎず圧迫感がありません。
床から天井までの高さのスペースをうまく活用して、縦長アートパネルをすっきりと飾りましょう。
縦長アートパネルなら、狭い部屋でもスタイリッシュでモダンな印象に。
さり気ないおしゃれなインテリアとして、幅広い年代の方にくつろいでもらえる空間になります。
既存の家具を邪魔しない程よいサイズ感
縦長アートパネルのシルエットは、既存の家具の雰囲気やデザインを邪魔しません。
ソファやテーブルなどの大型家具のほとんどは、横長シルエットが中心です。
そこに特大サイズの横長アートパネルを飾ると、家具や装飾品の存在感が強く落ち着いて過ごせないインテリアになる恐れがあります。
既存の家具の良さを引き立てたい部屋にこそ、アートパネルは縦長のすっきりしたデザインがおすすめ。
今あるインテリアに新しくアートパネルを飾りたい際も、縦長フォルムならデザインや色合いを気にせず、幅広いラインナップから選びやすいところもメリットです。
狭い部屋でもスペースを気にせずに飾れる
縦長アートパネルの強みは、狭い部屋でもスペースを気にせず設置できること。
壁の面積が狭い場所にも、縦長アートパネルならおしゃれに飾れます。
室内に入ったときに、さり気なく視界に入る縦長アートパネルは清潔感があり華やかです。
すっきりとした印象にするには高い位置に設置するのがおすすめ。
限られた空間を有効活用して、室内の雰囲気を華やかにしてみましょう。
縦長アートパネルのサイズ選びのポイント
縦長アートパネルのサイズを選ぶときは、床から天井の高さとのバランスをチェックしましょう。
おすすめは壁の高さの3分の1程度の長さのアートパネル。
縦に長すぎるとアートパネルが部屋の境界線に見え、途中で空間が分断された印象になってしまう可能性があります。
3分の1程度におさめると、壁の広さや家具とのバランスが整います。
横幅は狭いほどコンパクトですっきりした印象になりますが、部屋の広さに合わせることも大切です。
広間やエントランスなど広い部屋では、20㎝程度の横幅が狭いサイズではせっかくのアートパネルの存在感が損なわれてしまいます。
壁の横幅が5mを越える空間には、複数枚の縦長アートパネルを並べるか、横幅を長くとった正方形に近いフォルムのアートパネルを選びましょう。
縦長アートパネルの人気デザイン・モチーフ
出典:龍村美術織物
縦長アートパネルは、シルエットが似ていてもデザインやモチーフで雰囲気が異なります。
目指しているインテリアやTPOに合わせて、縦長アートパネルのデザインを選びましょう。
縦長アートパネルのおすすめの人気デザイン、モチーフを3つご紹介します。
和モダンテイストのクールな縦長アートパネル
縦長アートパネルは、和風のデザインと相性抜群。
特に和室にも洋室にも合うデザインとしておすすめしたいのが和モダンのアートパネルです。
和モダンとは和風と現代的なモダンテイストを組み合わせた、スタイリッシュなデザインが魅力。
伝統的な和の雰囲気と、洋風のモダンの両方が入ったデザインは幅広い世代に親しんでもらえます。
和風の伝統的な文様や、山などの自然のモチーフ、着物を思わせる金糸を使ったきらびやかなデザインも人気です。
掛け軸のような文字の縦長アートパネル
掛け軸風に飾るなら、文字がデザインされた縦長アートパネルがおすすめです。
文字のデザインは漢字を取り入れた純和風なデザインから、英字を並べたデザインも個性的なモダンインテリアになります。
縦長アートパネルは面積がコンパクトなため、カラフルな色彩のデザインを飾っても部屋が派手になりすぎません。
既存のインテリアになじむ単色やモノクロなどの落ち着いた色彩だけでなく、パステルカラーや原色を大胆に使った縦長アートパネルはインテリアの差し色として活躍します。
カラフルな背景をベースに文字がデザインされたアートパネルや、文字自体がさまざまな色で彩られたデザインもおすすめです。
複数枚を横に並べて1枚絵になるデザイン
縦長アートパネルの中には1枚でデザインが完結せずに、複数枚を横に並べると1枚絵が出来上がるタイプも販売されています。
まるで屏風を一面ずつ切り取ったような、空間を感じるデザインはおしゃれで存在感があります。
特大サイズの横長アートパネルをそのまま飾ると、インテリアに圧迫感が出てしまいがち。
しかし、縦長アートパネルを複数枚並べる形式なら、全体サイズが大きくてもそこまで空間が窮屈に感じません。
お客様にも目で見て楽しんでもらえる芸術品として、複数枚で1枚絵が完成するユニークな縦長アートパネルを取り入れてみてはいかがでしょうか。
縦長アートパネルをバランス良く飾る3つのコツ
縦長アートパネルをバランスよく飾るには、位置や飾り方にコツがあります。
縦長のシルエットの良さを引き出すコツをご紹介します。
目線の高さに合わせる
縦長アートパネルのデザインや質感を楽しんでほしいなら、目線の高さに合わせて設置する方法がおすすめです。
美術館にある絵画の展示スペースをイメージしてみましょう。
美術館やギャラリーは目線や目線よりもやや高い位置に作品が等間隔で並べられ、美しく洗練された空間です。
ただし、床との距離が近すぎると家具とのバランスが悪くなる可能性があります。
床からアートパネルまでの距離は最低でも1mの間隔をあけましょう。
広い部屋は複数を横に並べる
広間やエントランスに縦長アートパネルを飾る際は、横の広がりを意識しましょう。
壁の一面が10mなど広々とした空間であれば、縦長アートパネルを3枚以上設置すると、シンプルな壁面が華やかに仕上がります。
縦長アートパネル同士の間隔は、アートパネルの横幅と同じ距離をあけておくと、散らかった印象になりません。
横幅20cmなら20㎝、30㎝なら30cm程度の間隔を意識して設置しましょう。
天井が高い空間に飾る際は、あえて高さをずらして飾る方法もおすすめです。
階段のようなイメージで低い位置から徐々に高い位置に縦長アートパネルを設置すると、同じデザインでも個性的なアート空間になります。
また、4枚など複数のアートパネルを同じ部屋に飾るのなら、高い位置と低い位置の交互に設置してジグザグな形を作りましょう。
階段やジグザグした動きのある飾り方を意識すると、枚数が増えても単調にならずおしゃれに見せられます。
柱や個室などの狭い場所に1枚飾る
柱や個室などの狭い場所には、1枚の縦長アートパネルだけを飾る方法がおすすめです。
柱に飾る際はアートパネルがはみ出さないよう、サイズ選びに注意しましょう。
細長い柱におさまるサイズがあることも、縦長アートパネルの良さ。
装飾が難しい柱のような細長いスペースでも、縦長アートパネルを飾ればおしゃれになります。
1畳程度のコンパクトな空間にも縦長アートパネルを取り入れて、程よいインテリアを目指しましょう。
ホテルの客室へのアートパネルの飾り方については「アートパネルの飾り方とは?ホテルの客室をおしゃれにする3つの方法 」をご確認ください。
「アートパネルを玄関に飾ろう!飾り方のコツ・運気アップのモチーフ」では、玄関での飾り方をご紹介しています。
縦長アートパネルのおすすめショップ
縦長アートパネルを販売している、おすすめショップを3つご紹介します。
おしゃれな洋風デザインや、和室に合う和モダンなアートパネルなど、好みの縦長アートパネルで理想のインテリアを目指しましょう。
HOMARE PAINTING
自然由来の植物を使ったグリーンアートパネルを取り扱っているショップ。
中に植物をそのまま閉じ込めた造花パネルで、部屋の中に緑の癒しをプラスできます。
100を超える大型のサイズがあるため、ホテルや旅館などのエントランスにも似合う迫力があります。
参考:HOMARE PAINTING
&Collection
&Collectionは現代アートを取り入れた、トレンド感ある縦長アートパネルを販売しています。
イラスト系や人物写真など、洋風テイストのデザインを多数取り扱っており、モダンなインテリアに似合います。
まるで洋画の世界をそのまま切り取ったような、おしゃれなデザインが人気。
リゾート感のあるインテリアや、北欧インテリアに縦長アートパネルを飾りたい方におすすめです。
参考:&Collection
龍村美術織物
出典:龍村美術織物
龍村美術織物は、織物のアートパネルを販売しています。
美しい色彩と、上質な織物による立体感あるアートパネルは、1枚部屋にあるだけでおしゃれな印象に。
コンパクトな商品から、大型のサイズまで、さまざまなタイプのアートパネルを販売しているため、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
参考:龍村美術織物
まとめ:縦長アートパネルでインテリアの幅を広げよう
縦長アートパネルは、横長のアートパネルとは違ったスタイリッシュな佇まいが魅力です。
柱などの狭い場所にも設置できるため、インテリアの幅を広げたい方にもおすすめです。
縦長だからこそ、すでにある家具の上に飾ってもお互いが喧嘩しません。
今あるインテリアを活かしつつ部屋の印象を変えたい方や、季節に合わせてちょっとした模様替えをしたい方にも便利なアイテムです。
縦長アートパネルを取り入れて、おしゃれなインテリアを目指しましょう。