和モダンアートパネルの魅力とは?インテリアに調和する4つの選び方

個性と品格の調和に定評のある和モダンテイストのアートパネル。

住空間や商業施設のインテリアとして和モダンアートパネルを取り入れる方が近年増加傾向です。

この記事では、住宅や店舗に手軽に和モダンテイストを取り入れられるアートパネルの魅力を紹介。

和モダンアートパネルの魅力や選ぶ際のポイントを解説しています。

「自宅や店舗を和モダンにしたい」「調和するアートパネルの選び方が知りたい」という人はぜひ参考にしてみて下さい。

人気の和モダンってどんなデザイン?

最近よく耳にする機会が増えた「和モダン」という言葉。

聞いたことはあるものの、和風との違いが分からないという人も少なくないでしょう。

:日本風のデザイン
モダン:近代的、現代的。

 

つまり、日本風のデザインを現代的に表現したデザインが和モダンと呼ばれています。

日本古来のデザインや技法だけで表現する和風とは違い、和モダンは近代的な要素を持つことが特徴。
欧米の影響を大きく受ける現代デザインとの相性が抜群です。

建物の外装や内装、衣服や装飾品の質感・配色など、様々なデザインに和モダンが取り入れられています。

伝統や近代が交差する様々なデザインが入り混じる日本で、なぜ今、和モダンが注目されているのでしょうか。

実は和モダンが注目されるのには理由がありました。

和モダンが人気の理由

和モダンには、日本古来の洗練された美しいデザインが用いられています。

洋風のデザインとは一線を画した凛とするデザインは、和風が持つ特別なものです。

和の美しさや古来より愛し培ってきたデザインを日本人が心地よいと感じるのは自然なこと。
心へ染みるように日本人が受け入れやすいという点も和モダンが愛される理由の1つです。

和モダンには四季を取り入れたデザインも多く、季節が流れるのと共に様々なデザインを楽しめるというのも大きな魅力。

四季に合わせた和モダンデザインには、わびさびがあります。
日本人が古来より大切にしてきたものが、和モダンには刻み込まれています。

だからこそ、洋風のデザインで溢れる中でも和モダンが人気を集めているのです。

洋室を手軽にランクアップできる和モダンアートパネルの魅力

住宅や店舗に和モダンを取り入れる際には、畳や障子・木格子などを用いて表現しますが、既存の住宅や店舗の建具を和風に入れ替えるのは難易度が高いことが悩み。

実際に室内に畳を使用すると靴の脱ぎ履きが発生するため、利便性に欠けることが弱点にもなり得ます。

居住空間や、利便性を重視する商業施設において、あまり予算をかけずに和モダンテイストを取り入れたい場合はアートパネルがおすすめです。

和モダンテイストのアートパネルを装飾に用いることで、洋風の雰囲気から一転し、落ち着いた空間に。

現代デザインと調和する和モダンは、フローリングや洋風壁紙など空間を選ばず馴染み、和の洗練された佇まいを演出してくれます。

和モダンのアートパネルを選ぶ4つのポイント

和モダンアートパネルを装飾に用いる際には、いくつか選ぶポイントがあります。

ポイントを押さえて、住宅や店舗に最適な和モダンアートパネルを選びましょう。

【ポイント1】アートパネルをどこに飾るのか決める

まず、住宅や店舗のどこにアートパネルを飾るのかを決めましょう。

アートパネルは壁に装飾する他に、家具の上に立てかけて設置することもできます。

飾る場所や設置方法によって、最適な大きさやデザインが変わってくると言えます。

アートパネルには縦長や横長、正方形など様々な形がありますが、室内のデザインに調和させるなら、飾る壁と同じ形のアートパネルを選択しましょう。

例えば、以下です。

  • 縦長の壁に飾る場合:縦長のアートパネル
  • 正方形の壁に飾る場合:正方形のアートパネル

飾る壁を最初に決めることで、アートパネルの形選びの参考になるでしょう。

【ポイント2】アートパネルの大きさを決める

アートパネルを設置する壁を決めた次は、アートパネルの大きさを決めます。

アートパネルの最大幅は壁の2/3~3/4まで。
アートパネルを一番目立たせたいのであれば最大幅を目安に大きさを選びます。

しかし、家具を目立たせたい場合は家具よりも一回り小さいサイズを選択する必要があるでしょう。

例えばアートパネルを設置する予定の壁沿いに、こだわりのソファを置いている場合、ソファの約75%の幅を最大幅としてアートパネルの大きさを決めましょう。

アートパネルをソファより一回り小さいサイズにすることで、お気に入りのソファを一段と引き立てることができます。

室内装飾において、家具を目立たせたいのか、空間との調和を重要視するのかを考慮し、アートパネルの大きさを選んでみましょう。

【ポイント3】1つの壁に何枚アートパネルを飾るのか決める

アートパネルは、1つの壁に1枚を飾るのも良いですが複数枚飾る手法も有効です。

デザインは理想通りでもアートパネルが壁に対して小さすぎると感じた場合、複数枚を並べることでバランスの取れた壁面装飾が実現できるでしょう。

ただし複数のアートパネルを設置する場合は、最大幅を超えてしまわないよう注意して下さい。

先ほど、アートパネルの最大幅は壁の2/3~3/4までと説明しましたが、例外も存在します。

幅が100cm を超える大型アートパネルの場合、たとえ壁に対する最大幅内に収まっていたとしても、単品で装飾する方が見栄えが良いこともあります。

室内の家具やアートパネルのデザインとのバランスで1枚で飾るのか、複数枚並べて設置するのか決めることも有効です。

  • 幅が60~100cm:中大型や中型パネルは1つの壁に1~2点
  • 幅45~60cm:小型パネルは3~6点を一緒に飾ると見栄えがいい
  • 幅20~44cm:ミニパネルを壁に掛ける場合は4点以上並べると、和モダンテイストを強調

 

本来なら家具の上に立てかけて飾るような、幅20~44cmまでのミニパネルを4点以上壁掛けに使うと、グッと和モダンテイストを強めることができておすすめです。

【ポイント4】和モダンのモチーフを決める

最後に、アートパネルのモチーフデザインを決めましょう。

和モダンアートパネルのモチーフは、例えば以下のようなものがあります。

  • 和柄
  • 四季

最初に希望のモチーフを決める方が、お好みの和モダンアートパネルを見つけやすいです。

若い人にも好まれ、洋室・和室問わず相性が良いのは和柄のアートパネルです。

季節を問わず1年を通して飾ることができるため、気に入ったもの通年設置したい方におすすめ。

日本画や四季をモチーフにしたものよりも、カジュアルに取り入れられる点も人気です。

和モダンアートパネルがおすすめの場所

どんなシーンでもマッチする和モダンのアートパネルですが、特におすすめの場所があります。

アートパネルで和モダンを取り入れて、より素敵なインテリアを目指してみてはいかがでしょうか。

個人の住宅

ミドル層の方から人気の高い和モダンテイストですが、最近では30~40代の方にも人気。

特に子育て世代で、自宅を落ち着く空間にしたいという人は家を建てる際に和モダンテイストを選ぶ人が多いです。

自宅のインテリアを落ち着いたイメージにできる和モダンアートパネルは、個人宅の装飾品としてもおすすめです。

和テイストのお店

和風雑貨や和食など和テイストの商品を扱っているお店にも、和モダンアートパネルがおすすめ。

洋風の内装に和テイストを加えて高級感や非日常的な空間を演出したい場合、和モダンアートパネルは最適です。

店内の内装と調和し、自然に和テイストの室内を演出することができます。

ホテルの客室

洋風ホテルの一室を和テイストインテリアにしたい場合にも、アートパネルを利用するのが良いでしょう。

大々的な改装などを必要としないため、期間限定や試験的に和モダンの客室を作ることも可能。
特に外国人観光客が多く利用するホテルでは、洋室に馴染む和モダンアートが喜ばれます。

インバウンド需要の多い宿泊施設では、本格的な和風旅館だと慣れない畳や敷布団に疲れてしまうという宿泊客の声もあります。

使い慣れた洋室で和の雰囲気を味わえれば、外国人観光客の満足度アップも期待できるでしょう。

おしゃれに彩る和モダンアートパネルのデザイン3つ

最後に、おすすめの和モダンアートパネルデザインを紹介。

格式高い伝統文様からカジュアルに使える和柄まで、和モダンアートのデザインには多くの魅力があります。

以下、3種類のアートパネルは株式会社龍村美術織物より購入が可能です。

多彩な織物が演出する上質空間を日常に取り入れたい方は、一度公式サイトよりデザインやサイズ感など詳細を相談してみましょう。

株式会社龍村美術織物へのお問い合わせはこちら

日本の歴史を感じる獅子狩文錦の和モダンアートパネル

アートパネル1

出典:龍村美術織物 アートパネル

獅子狩文錦とは、法隆寺に所蔵されている国宝「四騎獅子狩文錦」に用いられた文様のこと。

その歴史は長く、遣隋使が隋から持ち帰ったものと言われ、聖徳太子が御旗としていたという伝説もあります。

日本の歴史を感じ、格式高い獅子狩文錦のアートパネルは気品を感じるインテリアとして最適です。

洋室に馴染みやすいペイズリー柄がベースの和モダンアートパネル

出典:龍村美術織物 アートパネル

インド発祥のデザイン、ペイズリー柄。

植物をモチーフにしたデザインは、19世紀以降ヨーロッパで大流行を巻き起こし、現在でも変わらず愛されている歴史の長いデザインの1つです。

海外発のデザインに和テイストを加えることで調和を生み出すのも、和モダンの魅力。

和テイストのペイズリー柄は洋室に馴染みながらも、どこかホッと心に馴染む和の空間を演出してくれます。

日本古来の和紙を用いた質感重視の和モダンアート

龍村アートパネル

出典:龍村美術織物 アートパネル

アートパネルの魅力はデザインだけでなく、質感にもあります。

日本古来の製紙「和紙」と織物を用いたアートパネルは、思わず触れてみたくなる繊細な質感が特徴。

質感で表現したアートパネルは存在感を放ち、視線を集めます。

アート性の高い分割アートパネルは若い人や個性的なアートを好む人に好まれることが多いです。

2枚で対を成す分割アートパネルは、壁面のメイン装飾として活用するのが良いでしょう。

まとめ:アートパネルで和モダンインテリアに挑戦しよう

和モダンアートパネルの魅力や選び方について紹介しました。

室内を手軽に和モダンテイストにできるアートパネルは、「飾る位置」「大きさ」「枚数」「モチーフ」を軸にして選びましょう。

魅了的な和モダンのアートパネルで、お部屋や店舗の雰囲気をガラリと変えて、洗練された空間作りに役立ててみましょう。

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