「ギフトにおすすめの和雑貨は?」
「インテリアにおしゃれな和雑貨を飾りたい。」
そのような悩みを解決するため、今回は以下の内容をお伝えします。
- 贈り物として喜ばれる和雑貨の魅力
- ギフトにぴったりなおしゃれ和雑貨5選
- 和雑貨をインテリアに用いる時の選び方のコツ
- 自宅で使いたい和雑貨のインテリア実例
また、和雑貨が購入できる京都のお店も紹介。
実際に京都まで足を運ぶのが難しい人でも購入できるように、オンライン店舗を厳選しました。
京都のお店に行った気分で、和雑貨を選んでみてはいかがでしょうか。
贈り物として喜ばれる和雑貨の魅力
日本の伝統技術や柄が使用されている和雑貨に、心惹かれる人は少なくないでしょう。
日本では、お正月やひな祭り、端午の節句、中秋の名月のように、季節を楽しむ風習があります。
また、結婚や新築、還暦など、昔ながらのやり方でお祝いする習慣が残っている地域もあるでしょう。
このように私たちは、伝統行事やお祝い事の度に、和テイストの置物や縁起物を飾ったり引き物にしたりと、和雑貨に触れる機会がありました。
そのため和雑貨に、なじみやすさや懐かしさを感じるのでしょう。
また、和雑貨は繊細さや美しさもさることながら、日々の生活に取り入れられる実用的なアイテムが多いの魅力のひとつ。
そのため、年代や性別問わずプレゼントできるアイテムとして、和雑貨が人気なのです。
ギフトにぴったりなおしゃれ和雑貨5選
和雑貨は、年齢層や性別問わず贈れるアイテムです。
とはいうものの、和雑貨も種類が豊富にあるため、何を選んだら良いか分からないという人もいるでしょう。
そこで、ギフトにぴったりなおしゃれ和雑貨を紹介します。
大切な人への贈り物選びの参考にしてくださいね。
コロンとした姿が愛らしい「縁起物のマスコット」
ギフトにぴったりなおしゃれ和雑貨は、縁起物のマスコットです。
縁起物とは、縁起物自体に「縁起が良い」という意味や、家内安全や五穀豊穣のように「良いことがありますように」と願うためのアイテム。
例えば、お正月に開運招福祈願として、縁起物の「干支マスコット」を贈れば、贈られた人だけでなく贈った人にも幸運が舞い込んできそうですよね。
こちらは、2022年の干支「寅」のマスコットです。
コロンとしたフォルムが魅力の愛らしい置物。
毛皮が模様として大変美しいことから、前身は夜空に輝く星と考えられ、そこから縁起の良い動物としても喜ばれています。
財布以外にも使い方さまざま「がま口」
がま口も、ギフトにぴったりなおしゃれ和雑貨。
丸みを帯びた柔らかい雰囲気の形と、金口を閉じた時のパチンという音が心地よいですよね。
もともとは、小銭を入れるために使用されていたがま口。金運を招くといわれ、日本人に好まれている和雑貨です。
現在のがま口は、大きさやデザインも豊富になり、ブックカバータイプやコスメポーチ、眼鏡ケースとしても使用されるようになりました。
和のイメージが強いがま口は、年齢や性別関係なく、親しまれやすいので、贈り物としておすすめのアイテムといえるでしょう。
実用的なのが嬉しい「あぶらとり紙など化粧品関連」
実用的なギフトとしておすすめの和雑貨が、あぶらとり紙などの化粧品関連アイテムです。
あぶらとり紙は、毎日使用する人も多いのではないでしょうか。
日常的に使用するアイテムをプレゼントされたら、重宝するのでありがたいですよね。
あぶらとり紙は、もともと金箔の製造時に使用された和紙(箔打紙)。
薄くて丈夫、吸収性に優れていたため、舞子さんの化粧用に使用されています。
和の趣があり実用的な贈り物は女性のみならず男性ももらって嬉しいギフトでしょう。
カラフルで目を引くだけじゃない足に優しい「足袋下」
足袋下とは足袋型の靴下で、洋装に合わせやすいのが特徴。足袋下はおしゃれなデザインが多く、ファッションに興味のある相手に贈ってみてはいかがでしょうか。
足袋下は、和風なのにポップでキュートなデザインが多いため、足袋下を身につければワクワクと元気になる人もいるでしょう。
また、足袋下は以下のような理由から足に優しいといわれています。
- 足袋下を履くと、八風(足の指間にある冷え性改善のツボ)を刺激するため、冷えが改善される。
- 足の裏全部を使って体を支えるため、疲れにくくなる。
カラフルなデザインで足に優しい足袋下。仕事や家事など、日々忙しくしている人へ贈ってみてはいかがでしょうか。
見ても使っても心躍る「ヘアアクセサリー」
和のデザインがおしゃれなヘアアクセサリーは、ギフトとしておすすめ。
髪型が決まると、その日1日気分良く過ごせる女性も多いでしょう。
古風でありながら華やかな印象を与える、かんざしやつげの櫛。
精巧な作りの和風ヘアアクセサリーは、センスの良さもアピールできるので、付ける人のみならず多くの人を魅了します。
見ても使っても心躍るヘアアクセサリーは、自分用としてだけでなくギフトとしてもおすすめなのです。
和雑貨をインテリアに用いる時の選び方のコツ
和雑貨は、ギフトとしてもおすすめですが、インテリアにも最適なアイテムです。
ここでは、インテリア用和雑貨を選ぶ際のコツを以下の3点にまとめました。
- 部屋の用途や雰囲気と調和する色味や柄
- 目的(実用的or装飾)に合った和ものを選ぶ
- 季節感や縁起物を取り入れる
それでは、詳しく見ていきましょう。
選び方のコツ①部屋の用途や雰囲気と調和する色味や柄
選び方のコツとして、部屋の用途や雰囲気と調和する色味や柄を選ぶということがあげられます。
例えば、寝室は疲れを癒し休息をとる場所のため、静かで落ち着いた雰囲気がいいですよね。そのため、華やかな色味や柄よりも、落ち着いた色味やシンプルデザインの和雑貨が部屋と調和しやすいといえるでしょう。
このように、部屋に合う色味や柄の和ものをチョイスすることが、大切なのです。
選び方のコツ②目的(実用的or装飾)に合った和もの選ぶ
和雑貨を選ぶ時、日常的に使えるものが欲しいのか、飾り用に欲しいのかを決めておくと、欲しい和雑貨を探しやすくなります。
使用用途を定めずに和雑貨を探しに行ったとしても、結局は品定めに時間がかかり購入に至らない場合も。
実用的な和雑貨か、装飾用の和雑貨なのか、目的をはっきりさせておくと購入がスムーズですよ。
選び方のコツ③季節感や縁起物を取り入れる
和雑貨をインテリアに取り入れる際、季節物や縁起物を取り入れるという方法もあります。
お正月や雛まつり、端午の節句、お月見など、それぞれの季節の行事をモチーフにした和雑貨は、季節に合わせて飾りやすいのが特徴です。
また、干支や七福神などの縁起物も、インテリアとして飾りやすいアイテムといえるでしょう。
自宅で使いたい和雑貨のインテリア実例
ここまで、和雑貨をインテリアに用いる時の選び方をお伝えしました。
「じゃあ、実際にはどの和雑貨を選べば良いの?」と思う人もいるかもしれませんね。
そこで、自宅で使いたい和雑貨のインテリア実例をお伝えします。
和の趣がある「花器」
和の趣のある花器は和室にも洋室にも合わせやすく部屋の雰囲気になじみむ和雑貨です。
中でも、陶器でできた花器は、季節を問わず飾れます。
そのため、和雑貨をインテリアとして取り入れるのが初めての人にとって、扱いやすいアイテムのひとつ。
一輪挿しや筒型、壺型など、シンプルなデザインから個性的なものまで多様にあるので、気に入った花器一点を粋に飾るのも風情があり、おすすめです。
また、花器に蝋梅や南天など和を感じる植物を生けると、花器だけの時とは違う部屋のテイストを楽しめます。
その時々の季節や気分に合わせて、花器だけを飾ったり植物を生けたりして、部屋の雰囲気を変えてみるのも面白いでしょう。
ほっこり癒される「つるし飾り」
自宅で使いたい和雑貨インテリアのひとつに、つるし飾りがあります。
つるし飾りは、ちりめんなどで作った人形を糸でつるして飾ったもの。
山形県の傘福や福岡県のさげもん、静岡県の雛のつるし飾りが、日本三大つるし飾りとして有名です。
お正月や女の子の初節句に飾られていたつるし飾りですが、昨今では出産祝いや端午の節句などにも飾られるようになりました。
ちりめんで作られた人形は、かわいらしいものばかり。
つるし飾りの人形にはそれぞれ願いが込められているのをご存じですか。
ここで、何点か紹介します。
- たけのこ:健やかな成長を願って
- 亀・鶴:健やかに長生きできますように
- 柿:幸福をかきとりますように
お祝いのギフトとして用いられる機会が多いですが、自分用として部屋に飾って眺め、ほっこり癒されるのも乙なものですよ。
「テーブルセンター」で食卓が華やかに
シンプルで生活感ある食卓も、テーブルセンターを飾れば一段と華やぎます。
テーブルセンターは色味やデザインが豊富で、用途別に使い分けると部屋の雰囲気を手軽に変えることができます。
例えば、以下のような場合にテーブルセンターが重宝します。
- 食事の雰囲気に合わせてコーディネートしたい時
- 家族や親戚、友人が集まる時
- 食卓を華やかに飾りたい時
龍村美術織物では、色彩豊かなテーブルセンターを販売中。
唐花雙鳥長斑錦や花文暈繝錦など伝統柄のほか、インドのペイズリー柄など、繊細なデザインが施されているテーブルセンターばかりです。
オーダーメイドが可能なので、自分だけのテーブルセンターも作れますよ。
見ても香っても心地よい「香と香炉」
香と香炉は、和雑貨の定番アイテム。
部屋に飾っておくだけで様になる、優れたインテリアです。
香は、心や体をリラックスさせるだけでなく、集中力を高めたりエキゾチックな雰囲気にしたりしてくれます。
また、香りを聞くだけでなく、煙の行方を追ったり、香を入れる香炉や香皿を眺めたりする楽しみ方もできます。
また、和テイストの香炉を部屋に置くだけで、落ち着いた空間を演出します。
日本に古くから伝わる香と香炉なら、和の雰囲気を存分に堪能できるでしょう。
季節の移り変わりを「和風置物」で楽しむ
移り変わる季節を楽しむなら、和風置物がよいでしょう。
五月人形や雛人形のような大きなものではなく、手のひらサイズの小さな和風置物なら場所もとらず、手入れも簡単でおすすめ。
複数の和雑貨を飾るよりは、厳選した和風置物を1点(もしくは少数)飾る方が和センスの良さが引き立ちます。
ガラスや陶器、ちりめんなどで作られたおひな様や鯉のぼりなどは飾りやすい和雑貨です。
また、梅雨時期には和傘、暑い時期にはミニチュアの陶器つくばいも季節を感じられる和風インテリアといえるでしょう。
四季がある日本にいるからそこ、季節に合わせた和風置物を飾って、春夏秋冬を心置きなく楽しみたいですよね。
【京都】和雑貨が買えるハイセンスなお店
和雑貨というと京都を連想する人も多いのではないでしょうか。
ここでは、京都にお店を構えているだけでなく、通販でも購入できるハイセンスなお店を紹介します。
遠方にお住まいで、なかなか京都へ行けない人でも、おしゃれな和雑貨を手に入れることができますよ。
SOU・SOU
SOU・SOUは、日本に伝わる技法や素材を用いながら、現代の生活スタイルにマッチするバッグや地下足袋、雑貨などを製作・販売しています。
伝統柄や季節感あるアイテムは、カラフルでおしゃれなものばかり。
地下足袋や布袋などのお店が京都の四条河原町辺りに集まっているので、京都へ行った際には、足を運んでみてはいかがでしょうか。
また、なかなか京都に行くことができないという人は、SOU・SOUの公式ネットショップで和テイストのアイテムが見られますよ。
松栄堂&リスン
香老舗松滎堂は、300年ほど前に京都で創業したお店です。
香の種類も多岐に渡り、直接火を付けるお香や香木、匂い袋などがあります。
お香のタイプに合わせた香炉や香皿もあるので、好みに合わせて選ぶのも楽しいでしょう。
リスンは松滎堂がプロデュースしたお香やさん。
松滎堂のお香が伝統的な和のテイストを感じやすいのに対し、リスンのお香はモダンな雰囲気があります。
香木系の伝統的な香りや季節を感じる香り、香水のような香りまで揃っています。
カラーバリエーションも豊富なので香の色で選んでみても良いでしょう。
リスンでは、1本からでも購入できるので、気になる複数種類のお香を少しずつ手に入れられますよ。
よーじや
よーじやというと、あぶらとり紙=京都のお土産として有名ですよね。
手鏡に映った女性が印象的なよーじやのロゴマークが印象的です。
よーじやでは、あぶらとり紙のほか、メイクアップやボディケア商品なども取り扱っています。
とりわけ、粧具(口紅・フェイスカラー)のカラーは、彩りに溢れ目を引きます。
茜や萩、煉瓦色、露草色など、雅で美しい響きの名前が付けられているのも素敵ですよね。
和の雰囲気を存分に感じられるアイテムを、自分にも大切な人にも、プレゼントしてみてはいかがでしょうか。
京・祇園かづら清老舗
かづら清老舗は、慶応元年に創業し150年以上もの歴史があるお店。
かんざしや髪飾り、艶やかな髪に整えるための椿油など女性の髪まわりの小物を製造販売しています。
パーティーなど華やかな席にピッタリな豪華な髪飾りから、日常使いしたくなるようなかわいらしいデザインまで揃っています。
デザインが豊富にあるので、いろいろ欲しくなってしまうかもしれませんね。
龍村美術織物
唯一無二の独創性で、美術織物を確立したのが龍村美術織物です。
正倉院宝物裂など名物裂の研究と復元に力を注ぎ、美術織物を確立しました。その実力は、海外デザイナーを魅了するほど。
テーブルセンターやアートパネル、小物雑貨など、龍村美術織物が取り扱うアイテムは、優雅かつ芸術的な織物が使用されています。
彩り豊かで繊細な織物で作られたアイテムを、いつも頑張っている自分や大切な人への贈り物にしてみてはいかがでしょうか。
京都のお店でインテリアやギフト用のおしゃれな和雑貨を手に入れよう
和雑貨は、年齢、性別問わず愛されるアイテムです。
伝統技術や和のデザイン雑貨を見ると、ほっこりとした気持ちになる人も少なくないでしょう。
ギフトとして贈っても、インテリアとして飾っても様になる和雑貨。
お気に入りの一品を見つけられるよう、今回紹介した内容を参考にしていただけたらと思います。